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2011年 02月 06日
石岡の看板建築めぐり その2 ~すがや化粧品店&森戸文四郎商店・石岡市~


前回の更新から、ずいぶん間が空いてしまいました(^-^;
いつの間にか月が替わってしまいました(苦笑)

さてさて、「石岡の看板建築めぐり その2」です。
石岡には看板建築の建物がまだまだあります。

上写真の建物は、昭和5年頃に建てられた「すがや化粧品店」さん。
登録有形文化財。
ギリシャ神殿みたいなデザインですよね。




柱はイオニア式というギリシャ建築様式のデザインを取り入れたものだそうです。

窓の間にある柱の柱の柱頭頭飾りは、イオニア式の特徴であるカタツムリのような2つの渦巻き装飾に挟み込まれた受台の形をしています。

でも、両端の柱の柱頭飾り(柱の上にある装飾)は、アーカンサスの葉と上方に伸びる渦巻き装飾を組合せたコリント式のような特徴がある装飾なんですね。




複数の特徴を取り入れて、新しいものを表現する。
この自由な発想がおもしろいですよね。
この建物でしか見ることができない様式ですからね。


ギリシャの建築様式については、全然知識がないので、ネットで調べた内容と写真を見て書きました。
用語の意味については、こちらをご参考にして下さいね!
*イオニア式の詳細はこちら
*コリント式の詳細はこちら




あと、他の看板建築とちょっと違う特徴は、ペディメントの部分でしょうか。
切り妻屋根の妻面を模した、屋号を冠した三関係の化粧壁になっています。
(実際には切り妻屋根じゃなかったと思います)
これもギリシャの神殿建築が原型といわれていているそうです。





「森戸文四郎商店」さん。
こちらも昭和5年頃に建てられたものです。登録有形文化財。
以前は飼料店で、現在は生花店となっています。




こちらの建物はこれまで紹介したギリシャ建築様式のものではなく、アール・デコ調のデザインを取り入れた看板建築として紹介されています。

*アール・デコの詳細はこちら




全体的には直線的な線、四角形の模様で構成されてますね。
そんな直線的な印象にあって、窓枠の上にあるレリーフ(浮き彫り)装飾が印象的です。
向かって左上の四角形のタイルのようなデザインの部分は・・・取れてしまったのでしょうか?

建物の両端の柱部分には褐色のタイルが貼られています。
モルタル塗りの色の中にあって、全体の印象を引き締めてまとめ上げている感じがしますね。




左右の窓枠の下にある飾り。
これは何をデザインしたものなのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。


看板建築といっても、一軒一軒が見せる表情はそれぞれ異なっていて様々です。
細かい部分まで見てみると、なかなか興味深いですね。

しかも、石岡で写真を撮ったことがきっかけで、ギリシャ建築様式のことを知ることになるとは思いませんでした。
こんな風にして知らないことを知っていくのも楽しいですけどね♪


石岡の看板建築めぐり、もう少し続きます。
次回は、みんなで飲み会をして盛り上がったこともある看板建築の建物をご紹介したいと思います(^-^)




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by ibaraki-sanpo | 2011-02-06 10:11 | 石岡 | Trackback | Comments(8)
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Commented by kidotamaraku at 2011-02-06 11:19
こんにちは!続きを楽しみに待っていました♪
看板建築も面白いですね。
せっかく近くににこのような街並みがあるのだから…と
気付かせていただいたような気がします。
私の所属する会で、いつか勉強会を開けたらな、、、と
思っています。
Commented by かず at 2011-02-06 19:53 x
こんばんわ!

古風だけかと思っていたら、洋風の近代的な建築もたくさんあるんですね。。
なかなか奥の深い街です^^
Commented by ibaraki-sanpo at 2011-02-06 22:27
tamaさん、こんばんは。
遅くなってしまいました(^-^;

tamaさん、建築士でしたね!
この記事を書くためにいろいろ調べて回ったのですが、石岡の昭和初期の看板建築は、建築を専門にされている方の中にも、興味を持たれている方がいらっしゃるみたいですね。

専門の方がみると、また違うところに気づかれたりするんでしょうね。
そんな部分があったら、是非教えてください。(^-^)
よろしくお願いします!
Commented by ibaraki-sanpo at 2011-02-06 22:36
かずさん、こんばんは。
石岡は国府が置かれた歴史も古い街ですが、看板建築では昭和初期の時代の”流行”みたいなものに触れることができると思います。
ほんと、知れば知るほど興味深い街ですね。
Commented by geiei at 2011-02-07 00:12
立派な石の芸術品ですね!これらは市の観光課と協力して、石造りの家を捜して歩く企画があると楽しそうですね!
Commented by 竹千代 at 2011-02-07 22:46 x
こんばんは!そしてお帰りなさい(笑)
トップ画像の建物、確か石岡まつりの時に私も見かけていたはずなのですが、何屋さんかと思っていたら化粧品屋さんだったのですね☆

純和風なイメージの石岡の町にギリシャ建築風の建物なんて、オシャレですよね♪(*^_^*)
いにしえの町並みと建築をもっと全国的にアピールすれば、石岡の町ももっと活気つくのに勿体無いです^^。

ところで、以前から思っていたのですがリンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
Commented by ibaraki-sanpo at 2011-02-13 22:02
鯨影さん、こんばんは。
またまたお返事が遅れてしまって申し訳ございません。

そうですね。
看板建築の歴史的背景とか、その当時の街の人々の生活の様子などとともに紹介してくれる企画などがあるといいですよね。
建物も人の想いが込められいるもので、そこが生活の場になっていたのですから、ストーリーがあると思っています。
そういったものが人々の興味を引くのではないかなぁと思います。
Commented by ibaraki-sanpo at 2011-02-13 22:07
竹千代さん、こんばんは。
お返事が遅くなって、大変申し訳ございません。

街って不思議だなって思います。
自分の興味が向かなければ、見えないものがありまよね。
逆に、何か一つの視点でその街を観察してみると、独特の特徴が見えてきたりもします。
常陸国の国府が置かれて栄えた石岡が、もっと元気になったら、茨城全体がもっと元気になるかもしれませんね。

リンクの件、ありがとうございます(^-^)
こちらからもリンクを張らせていただきます。
よろしくお願いいたします。
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